子育て仲間の声
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【大きくなっても…我が子との時間】
我が家は現在高校1年生長女、小学5年生長男、2才次女の年の離れた3人兄弟。上の2人はコロボックルに行っていました。
2才の次女も先月からコロボックルに入会し、私はとても久しぶりのコロ生活開始。
長男は「今日はコロどこに行ったの?」とか「楽しかった?」とか、次女の様子をよく気にしてくれますが、自分のコロ時代の記憶はあまり残っていないみたい。
なーんだ、あんなに長いこと一緒に過ごしたのに、覚えてないのかぁ…と思っていましたが、ある日の夜、長男、次女と布団に入ったところ、「ねーママ、僕が2才の時の話をして。コロにどういう風に行っていたの?」と長男に聞かれ、「〇〇が2才の時はねぇ、コロバスのことをコーバシュって呼んで、バスが大好きだったよ。バスに乗ると、〇〇より年上の〇〇がよく一緒に座ってくれたなぁ。………」「あぁ、それちょっと覚えてる。」「山は?泣いた?」「少しは泣いたよ。」「あぁ、こんなことあった時はどこの山だっけ?」「あ、こういう公園あったよね?あれはどこだったの?」………と、ついつい話に花が咲き、長男の記憶もだんだん甦り、私も嬉しくなってまた話し、気付けば大分夜更かし。。けれど、なんだかホカホカ心が温かくて、眠るのがもったいない気持ちでした。
過ぎてみると、子供が小さい時ってあっという間に過ぎてしまうもの。つくば中に、沢山沢山一緒に遊んだ思い出を残して大きくなれて、良かったなぁ、と思いました。子供は確かにすぐに忘れてしまうのかもしれないけれど、毎日毎日駆け回ったことや、すごーく寒い冬の北風、夏の水遊び、焚き火の匂いやみんなで食べた焼き芋やご飯、本当に沢山の事がこの子の血や肉、骨になっているのだなぁ。と思います。私の目にはずっと、キラキラと焼き付いています。さて、久しぶりのコロ生活。どんぐり拾いながら私も楽しもう。
(2歳女の子の母)


【自主保育とはなんぞや?】
コロに入会して早10ヶ月。自主保育とはなんぞや?
よく分からないけど息子はバスに乗れて嬉しそうだし、いろんな公園連れてってくれるらしいし、私は大人と喋れるし、気分転換に良いかな?と何も考えずに入会しました。
いざ入会してみると息子は日々の散歩で通せんぼされては泣き…棒で突つかれては泣き…何も言えずに母の後ろに隠れる。「ママが言ってよ」「ママがやってよ」誰にも心を開かない慎重派の息子。それでも通い続けると保育者に少しずつ近づき始め、同じバス停のお友達の名前が出てくるようになりました。
数ヶ月後、他の子と一緒に虫を捕まえようと追い込みをする姿を見て別の母さんが「あんな姿が見れるなんて成長したよね」と涙ぐんでるのを見て「なんであなたが泣くのよ」と笑う私。
つくば市には森のようちえんはいくつかあるけれど他と決定的に違うのは親の保育参加がある所。公立の幼稚園で「親が参加するイベントはありますか?」と聞くと「あまり多くはありません」と答えが返ってきました。「安心してください。親の負担は少ないですよ。」と言われているようで…いやいや、息子のファン第一号としては推しの喜ぶ姿も見たいし戸惑ってる姿もビビりながらもチャレンジする姿を見たいのですよ。
最近、年少の息子に「今日は何して遊んだの?」と聞くと「◯◯(年長)と◯◯(年少々)と遊んだ」6歳と4歳と2歳で何して遊んだんだろう?子供達の顔も性格も言い回しも分かっているので、いろんな想像が出来てしまって笑ってしまう。
大きいお兄ちゃんに憧れて、大きいお姉さんに面倒見てもらって注意もされちゃって。小さい男の子にドヤ顔して小さい女の子の手を引いて…
私の後ろに隠れてた息子がコロボックルの子供達に母さん達に馴染んで生活してる。そして、その姿を共有して笑い合える仲間がいるなんて最高じゃんとすら思えるコロボックル。
近々、妹も入会して泥汚れのスペシャリストになることでしょう。それもまた楽しみです。
(年少男の子の母)


【大丈夫だよ】
先日、初めて「母親保育」を引き受け、子供たちを引率したママにお話を聞きました。
コロボックルの活動は、保育者とその日に参加できる保護者で子供たちと過ごします。その中で、月に一度「母親保育」が実行できることを目標に、みんなで一ヶ月の計画を立てます。文字通り、お母さんたちが子供たちを保育する日で、保育者はいません。
今回この母親保育を引き受けたSさんは、年長の女の子のお母さんです。ご自分のお仕事もしながら、コロボックルの活動に参加して4年が経とうとしています。週に一度から二度のペースで保育参加はしているものの、初めて保育者の代わりとして子供たちと過ごした一日は、どんなものだったのでしょうか。
「今まで自分の子どもは積極的に母親保育には出さずにいました。誰かのお母さんにお願いをするなら、家で一緒にいてもいいかな…」と思っていたそうです。だけど今回は、子供だけ預けても良いか、という確認の連絡をもらう立場。「大丈夫、○○ちゃんね、出していいよ。○○君を一人で出すのは心配?」といったやり取りが続きます。このプロセスは、自分の子供を他人に預ける勇気と信頼感のやり取りをするリアルな場だと思うのです。
  保育は、手代木公園から松代公園までの道を歩きました。松代公園は敷地が広く子供たちが散らばって、目に届かない状況を作り出すことを改めて認識させられます。散歩道では、越冬先を探すスズメバチが、子供たちにまとわりつくアクシデントもあり。大きい子は池の真ん中にある小島まで探検に行きたい。もちろん、小さい子もついていきたくなるという日常の当たり前が、急に緊張感に変わる。子ども達の人数確認を、いつもの保育参加より何倍もやったそうです。道中の様々な場面の様子を聞くと、一瞬たりとも気が抜けない保育時間をすごしたんだなと感じました。
それでも印象的だったのは、Sさんがその様子をみんなに語ってくれた時の明るい笑顔です。そんな顔を見ながらも、入会したばかりのSさんを思い出しました。自己主張真っ盛りの2歳児の我が子と向き合って、向き合って、二人でひざ突き合わせていた姿を。
今回の母親保育では、「行きたい!」「やってみたい!」という子供たちの行動をかなえてやりたいと思って、「池に落ちても助けるから!と思って行かせたよ」と言っていました。それを我が子にだけではなく、預かった子どもにも言えたのです。Sさんが築き上げたこの素晴らしい関係に、更に心温まる時間でした。
「大丈夫だよ」と言い合える人が、一人でもそばにいれば、子育てはママと二人っきりの閉ざされた時間から解放されて、きっと豊かな親子関係を作れると信じています。
(聞き手 長年コロにいる年少母)
(年長女の子の母)


【何のために預けるの?】
子どもを預けて働くことが当たり前の時代、いろんな人に預けることをすすめられ、必死で保育園や一時預かりの空き枠を探すことに疲れは果てていました。
ふと、何のために預けるの?預けたいから働くの?大変なことっていけないこと?自分の中にいくつもの「?」がわいてきました。
そんな時、公園でコロに出会って、こんな子育てのやり方もあるんだー!「預けるか、預けないか」の二択から自由になれました。
子どもたちと家の外に出ると、家事などの「やらなきゃいけないこと」から解放され、子どもと遊ぶことに集中できる時間ができました。
 自主保育ときくと、親同士の交流が大変そう!と感じるかもしれないけれど、便利な「子育てに関する情報」の共有ではなく、こんなことできるようになったよ!こんなことで悩んでるんだ?という、「子どもの成長」を共有できる、貴重な場所です。
子どもの年齢も様々、ただ預けるだけでなく、みんなで相談して助け合いながら、決めていく、主体的な子育てができるところ。母も父も参加して、みんなで生活を共にする、おおきな家族のようなところ。やっと見つけた居場所です。
(年中男の子・2歳女の子・1歳女の子の母)


【コロってしんどいだけ?】
 コロボックルでは「楽なことと、楽しいことは違う」ということがよく言われます。自主保育は、基本的には何でもみんなで話し合って決めるので、集まりが多くて大変といえば大変です。でも、その中でお母さん同士が分かり合うことができ、「この人たちと出会えて本当に幸せだなー」と思える友達ができます。楽ではないけど楽しいところだといえます。
 お母さんたちが交代で参加する保育参加も、最初は面倒でしんどいように思えます。でも、半年、一年と経つにつれコロボックルの子供みんなが兄弟のようにいとおしく感じられてきます。そして、自分の子供もまた他のお母さんたちみんなに育ててもらえることがうれしくなります。何よりも、子供たちと季節の移ろいを感じつつ歩き遊ぶことが、だんだんと面白くなってきて、やっぱり楽ではないけど楽しいことが一杯あります。
 それに、よその子を見ているうちに自分の子供への視線が変わってきたり、子育ての悩みについて先輩母さんからアドバイスをもらったりして、不安がなくなるというか、肩の力が抜けるというか。。。「自分一人で子育てをしなくていいんだ」という安心感をもらえたという意味では、実は“楽”にもなっているんだと思います。
 子育てほど大変なことは他にないと思う毎日だけど、そのつらさをどこかに預けて解消するのではない、もう一つの方法がコロボックルにあると思っています。子育てが、人生が、もっと豊かになっていくと思いますよ!
(6歳女児、1歳女児の母)
【我が子の成長を隣で…】
去年の8月にコロに問い合わせ電話をしてから、始めは週1、10月には週2でゴンタ(流星台プレイパーク)に通うようになりました。 お絵描きや釘いじり、滑り台、ブランコ、お砂場、車乗りと、毎回楽しそうに遊び走り回る。
初めてさつまいも掘りに参加した時は、縦横無尽に畑を踏み散らかすあり様。 でも、「鬼ごっこ」や「あぶくたった」など大きい子から小さい子まで混ざっての遊びは、今までのご近所公園ではなかったこと。 見てる誰もがわかるくらい楽しそうだったのが強く印象に残っています。
遂に4月から入会!ぐずりも少なく起きて遊び、帰りのバスではお気に入りのタオルでしっかり寝る。 水浴びも覚えて裸足が気持ちいいことを知り、お花を見てきれいと言う。 手を洗う時に腕まくりに仕方を教わってから、言うと腕まくりするように。お友達の名前も少しづつ言えるようになりました。
出来るようになったこと、新しい発見、まだまだいっぱいあると思うけれど、すごい成長だと思う。
我が子がすごい勢いで吸収している。
この先、生き物や物の大切さやありがたさ、尊さを学び、そして自分の考えや興味、疑問を言葉にして人に伝えることができる子になってほしい。 悪さもたくさんするだろうな、お友達ともいっぱいケンカして仲直りして、そういう人に成長していけるのか親の欲であるけれど、この先どう成長していくのかが楽しみで仕方ない。
(2歳女児の母)